アメリカの国際貿易裁判所が命じた「トランプ関税」の一部差し止めについて、連邦高裁がこの効力を一時停止しました。引き続き、関税の徴収が行われることになります。
アメリカの国際貿易裁判所は28日、「相互関税」などトランプ政権の一部の関税措置について「大統領に認められた権限を越えている」として、差し止めを命じました。
政権側は直ちに控訴していましたが、連邦高裁は29日、差し止め命令の効力を一時停止し、関税の徴収が引き続き認められることになりました。
ベッセント財務長官
「(Q.裁判所の決定は関税協議に影響しているか?)この48時間で交渉相手の態度に変化は全くありません。実際にあすの朝には、日本から大きな代表団が私のオフィスにやってきます」
関税交渉で中心的役割を果たしているベッセント財務長官は、FOXニュースの番組で裁判所の判断の影響について「全くない」と話しました。
各国との交渉状況については、「いくつかの大きな取り引きは合意に近いが、いくつかはより複雑だ」と説明。中国との交渉については、「少し停滞している」とした上で、「今後数週間以内にさらなる協議を行う予定だ」と答えています。
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