有機フッ素化合物「PFAS」について、静岡市などは2024年から進めている実証実験で、世界初の技術を使って汚染した水から97%除去することに成功したと発表しました。
静岡市清水区の化学工場周辺で検出された「PFAS」。
住民の健康などへの影響が懸念されたことから、静岡市では2024年7月から民間企業と合同でPFAS除去に取り組み、除去装置の開発も支援してきました。
その結果、小さな気泡を作り、PFASをその泡に付着させて分離・除去できる装置を開発しました。これまでの活性炭を使った浄化装置に比べて低コストで大量に処理することが可能ということです。
<静岡市 難波喬司市長>
「非常に濃いPFAS濃度であっても(数字を)落とせる状態ができたというのは非常に大きい意味だと思う」
市は今後、企業と協力してPFASを排出してきた事業所に購入を促すなど、問題解決の一翼を担っていきたい考えです。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
