閉山期間中の富士山で無謀な登山で遭難し救助されるケースが相次ぎ、県がヘリの有料化を検討していることについて、山梨県の長崎幸太郎知事は「問題の奥行きが深く、考え方をいくつか示しながら議論をしたい」と述べました。

山岳遭難などの行政による救助は基本的に無償で行われますが、ヘリコプターが出動した場合の費用などは高額で、こうした費用は税金でまかなわれています。

富士山の開山期間は7月から9月上旬ですが、閉山している期間中に無謀な登山で救助されるケースが相次ぎ、4月には静岡県側で中国籍の大学生が1週間に2回救助されました。