2022年産の政府備蓄米「随意契約」による引き渡しが始まり、いわゆる“古古米”の販売が始まりました。
今後は、中小のスーパーや町のコメ店を対象に、さらに1年古い“古古古米”が売り渡されます。

いったい、どんな味なのか?

「古古古米というものを、僕は見たことないです。今まで…」

長年コメを扱うお米のプロ『五ツ星お米マイスター』の資格を持つ片山商店(新潟市江南区)の代表・片山喜弘さんでも見たことがないという“未知のコメ”。
小泉進次郎農林水産大臣は、4年前にとれた『古古古米』の店頭価格は「5kgあたり1800円程度」にまで安くなると強調しました。

ただ片山商店では、古古古米の購入に慎重な姿勢です。
理由の一つは契約条件。
古古米は、原則として最低10トンからの購入でした。

「10トン単位だと言われても、店舗の前に10トン車は入ってこれないですから…」