農水省はさきほど、政府備蓄米の『随意契約』について申込みが確定した61の事業者を公表しました。

農水省は27日に受け付けを停止した大手小売業者を対象とした備蓄米の『随意契約』について、申請があったおよそ70の事業者のうち、審査を通過した61社を公表しました。

大手スーパーの「イオン」や、「ライフ」、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の運営会社、そして「コストコ」を運営する会社などが『随意契約』を結ぶことになります。

対象は、年間1万トン以上のコメの取り扱いがある大手小売り事業者となっていて、申請していたコンビニ大手の「ファミリーマート」や「セブン-イレブン・ジャパン」、そして「ローソン」については、条件に満たなかったため選ばれなかったものとみられます。

農水省は、きょう夕方にも中小のスーパーや町のコメ店を対象とした新たな『随意契約』の業者向け説明会をオンラインで行います。