28日午前、松江警察署の留置室内で、留置されていた80代の男性が意識がない状態で発見され、その後死亡が確認されました。

死亡が確認されたのは、松江警察署に留置されていた島根県松江市に住む無職の男性です。

松江警察署によりますと、28日午前11時すぎ、留置室内であぐらをかいて座り前のめりになっていた男性を、看守する警察官が発見。声をかけるも意識がなく、看守する複数の警察官で看護措置を行うと脈や呼吸が確認されなかったため、救急搬送を要請したということです。

その後男性は、市内の病院に搬送されましたが、発見から約1時間後に死亡が確認されました。

留置理由や男性に持病があったかどうかなどは松江警察署は明らかにしていませんが、定期的に健康診断を行い、医師の指示のもと、投薬を受けていたということです。

また、留置室内にはエアコンが設置されていて、温度管理はされていたということです。

松江警察署が、男性の死亡原因を調べています。