日産自動車は、退任した内田前社長ら執行役4人に対し、退任に伴う報酬として総額6億4600万円を支払ったことを明らかにしました。
日産の内田前社長は業績悪化やホンダとの経営統合協議の破談を受け、今年3月末に退任しました。
日産が公開した株主総会の招集通知によりますと、退任に伴う報酬として内田前社長ら執行役4人に対し、合わせて6億4600万円が支払われたということです。
日産は昨年度の通期決算で6708億円の最終赤字となりました。経営再建策として2027年度までをメドに、全世界で17ある工場のうち、7つの工場を閉鎖し、2万人の人員削減を行う計画を発表しています。
経営不振の中で、退任した経営陣に高額の報酬が支払われたことについて、株主の反発を招く可能性がありそうです。
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