新型コロナウイルスの新規感染者が10月下旬から急拡大していることを受け、鳥取県は2日、鳥取市と合同の緊急対策会議を開きました。
平井伸治知事は「第8波の入り口に立った」と警戒を強めています。

鳥取県 平井伸治 知事
「本県は残念ながら急拡大局面に入ったと言わざるを得ないのではないかと思う。第8波の入り口に立った」

緊急対策会議では1日確認の新規感染者(速報値)が発表され、県全体で406人。このうち県東部が227人となっています。

新規感染者は7日連続で前週の同じ曜日に比べて増加していて、1日確認の406人は前週比で約1.6倍の増加となっています。

また、県東部の鳥取市保健所管内で新規感染者数が200人を超えるのは9月5日以来、およそ2か月ぶりのことです。

鳥取市 深澤義彦 市長
「圏域の住民に皆さんに感染防止策の励行について、呼びかけをさせていただかなければならない」

感染の急拡大を受け、県と鳥取市は共同で緊急のメッセージを出し、感染対策の徹底や早めのワクチン接種を呼びかけています。