2025年春、長崎県内の大学を卒業した就職希望者の内定率は97.7%で、統計開始以降、最も高くなりました。

長崎労働局によりますと、2025年3月に長崎県内の大学を卒業した就職希望者は2693人、内定者は2630人で、就職内定率は97.7%と、統計が残る1988年以降最高を記録しました。

また、長崎県内の高校を卒業した就職希望者の内定率は98.1%で、11年連続で98%を超えています。

内定者のうち、長崎県内の企業が占める割合は、大学生が39%で、高校生は55.7%でした。

長崎労働局は「人手不足感に伴う企業の求人数の増加が、内定率 押し上げの一因になっている」と分析しています。