イスラエルがパレスチナ自治区ガザで支援物資の搬入を一部再開したことについて、国連のグテーレス事務総長は行われている支援は「ごくわずかだ」として、支援の拡大を訴えました。
グテーレス国連事務総長
「多くの支援が必要にもかかわらず、届けられた物資はティースプーン1杯分に過ぎない」
国連のグテーレス事務総長は23日、ガザへの支援物資の搬入について、イスラエルが承認した支援はごくわずかで、ガザ北部には物資が全く届いていないと述べました。
グテーレス事務総長は、現在もイスラエルが燃料や浄水器などの生活必需品の搬入を認めていないことなどに触れ、「支援が行き届かなければより多くの人々が命を落とし、影響は甚大なものになる」として、イスラエルに対して、物資の搬入を拡大するよう求めました。
イスラエルはハマスに対する人質解放の圧力を強めるためとして、3月からガザへの物資搬入を阻止。その後、国際社会からの圧力を受け、今月20日以降、およそ2か月半ぶりに「最低限の量に限る」として搬入を再開していました。
注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









