トランプ政権によるハーバード大学の留学生の受け入れ資格停止について、アメリカの連邦地裁は一時差し止める決定を下しました。

ハーバード大学は留学生の受け入れ資格停止について憲法違反だとして提訴していましたが、アメリカの連邦地裁は23日、トランプ政権によるこの措置を一時差し止める決定をしました。

連邦地裁は「差し止めが行われなければ大学は直ちに回復不能な損害を被ることになる」としています。

政権側は不服を申し立てるとみられ、連邦最高裁の判断に委ねられる可能性があります。

ハーバード大学の留学生は在校生のおよそ3割で、日本人の留学生と研究者も260人在籍しています。