最新の農業機械を活用し生産量や効率を高めるスマート農業に興味をもってもらおうと、岩手県紫波町で中学生が「スマート農業の田植え」を体験しました。

これは田んぼを所有する農事組合法人の水分農産や農業機械を販売する「みちのくクボタ」などが協力して初めて行われたもので、紫波第三中学校の生徒36人が参加しました。
23日は30アールの田んぼで手植えではなく、機械化している農業の現状を学んでほしいと最新の無人田植え機を使って行われました。
この田植え機は衛星の電波を受信して誤差なく真っすぐに苗を植えることができます。
生徒たちは全自動でできる田植えに驚きながら、もち米の「ヒメノモチ」の苗を植えていきました。

(生徒は)
「現代になってきて、どんどん進歩しているんだなと思った技術が高くなってきてすごいなと思った」
(水分農産 西田真之介組合長)
「今回無人の田植え機で大変なところをある程度、楽に作業できるということで
みんなに覚えてもらえれば農業やってくれる人も出ると思う」

今回植えたヒメノモチは生徒たちが9月下旬に収穫する予定です。