盛岡市で理容室と美容室の使用済みタオルを工業用雑巾に再利用する取り組みが始まり、23日関係する会社が協定を結びました。

協定を結んだのは、いずれも盛岡市に本社を置く、県内外で理容室と美容室を展開する「ヒラトヤグループ」と川上塗装工業です。
川上塗装工業は、家庭や学校で不要になった布を集めて、塗装で使用するペンキやハケの汚れをふき取る際などに使う布=「ウエス」として再利用する取り組みを2021年から行っています。

この活動に賛同するヒラトヤグループが、市内33店舗の理容室と美容室で不要になったタオル、合わせておよそ1500枚を3か月ごとに寄付するということです。

ウエス用に裁断するのを、市内の福祉作業所に依頼していて、障害者の雇用確保にもつながるということです。