アルビレックス新潟レディースは23日、FW田中聖愛選手(19)が来季からRB大宮アルディージャWOMENに期限付き移籍することとなったと発表しました。
田中選手は埼玉県出身。
父は元日本代表の田中達也さん(現アルビレックス新潟U-18監督)で、父譲りのスピードとドリブル、思い切りのいいシュートが持ち味です。高校時代にトップチームに2種登録された後、昨季からトップ昇格しプレーしていました。

田中選手はクラブを通じて、以下の通りコメントを発表しています。
この度、RB大宮アルディージャWOMENへ期限付き移籍することになりました。
はじめに、日頃よりご支援していただいたスポンサー、パートナー企業の皆様そして最後まで熱い応援をしてくださったサポーターの皆様、本当にありがとうございました。
アルビレックス新潟レディースではたくさんの経験をさせていただきました。まだまだ未熟だった私を高校生の時から2種登録として受け入れてくださり、レベルの高いトレーニング、そしてWEリーグという日本のトップリーグでプレーをさせていただき日々成長することができました。
サポーターの皆様にも WEリーグの一選手として高校生の時から熱い応援を届けてくださりありがとうございました。
初めてピッチに足を踏み入れたときの背中から聞こえるサポーターの声援やスタジアムが一体化したような雰囲気は、言葉では表せない感動や鳥肌が立つ感覚で、私は今でも忘れることはありません。そして毎試合それを感じながらプレーできたことが幸せでした。
2024-25シーズン後半戦はなかなか試合に出場することができず、チームの勝利に貢献することができませんでした。練習からどうしたらもっと上手くなれるか、成長するためにはどうすればいいのか毎日考えながら1日1日の練習を大切にやってきました。苦しい時も弱気になるときもありましたが、サポーターの皆さんの「頑張ってね!」「また試合出るの楽しみにしてるよ」という温かい声援が自分を奮い
立たせてくれました。自分を成長させてくれたクラブ、どんな時も応援してくださったサポーターの皆さんへの感謝は忘れません。
たくさんの応援本当にありがとうございました!
来シーズンは違うエンブレムを着てプレーすることになりますが、覚悟を持って自分らしく頑張ります。いってきます!