長崎市の三菱重工・長崎造船所で海上自衛隊の最新護衛艦「によど」の引渡式が行われました。

全長133メートル排水量3,900トンの最新護衛艦「によど」は12隻で構成されるもがみ型護衛艦の7番艦です。

6番艦まで初期装備にはなかった垂直発射装置「VLS」が装備されていて、建造費は8番艦「ゆうべつ」と合わせておよそ947億円となっています。

佐世保地方総監・福田達也海将「によど初代乗組員となった諸君は、その誇りと気概をもって各種訓練に励み、多様な任務を実効的に遂行し得る総合的な実力を錬成し栄えある歴史と伝統を築いていってください」

「によど」は広島県の海上自衛隊呉基地に配備され、主に日本の近海で任務にあたる予定です。