辞任した江藤農水大臣の後任に起用される小泉進次郎氏。思いは「コメ担当大臣」という新しい大臣に、何を望みますか?街の声を取材しました。

■後任には小泉氏 総理「結果を出せるように全力で頑張ってくれ」

江藤拓 前農水大臣
「ただいま、石破内閣総理大臣に辞表を提出してまいりました。いま国民の皆様方がコメの高騰に大変ご苦労されている、そういった中で所管の大臣として極めて不適切な発言をしてしまった、このことは改めて国民の皆様方に心からお詫びを申し上げたいと思います」

あの発言から3日、大臣のポストから離れることになった江藤農林水産大臣。

江藤拓 前農水大臣(18日)
「私もコメは買ったことありません、正直言って。支援者の方々がたくさんコメをくださるんですね、まさに売るほどあります」

コメの高止まりが続くなか、批判が集中。

江藤氏の後任には、自民党の小泉進次郎前選挙対策委員長が就きました。

小泉進次郎 新農水大臣 
「(総理から)大変難しい局面で難しい課題だけども、とにかく結果を出せるように全力で頑張ってくれと」
「コメ担当大臣だというような、そういった思いで集中して取り組んでいきたい」

まさに至上命題となっているコメ価格の安定。

新しい大臣に、あなたは何を望みますか?

■後任・小泉氏には期待?不安?コメ店「期待半分、不安半分」

50代女性
「(コメ価格を)できたら去年ぐらいの水準に戻していただくと助かりますけど、現実的にちょっと難しいんじゃないかなと思っています」

30代女性
「やっぱり高いのと、流通問題。スーパー行っても品数が10個あるかないかみたいな感じなので」

50代女性
「コメって日本人の生活には欠かせないものなので、コメをもうちょっと生産できるように農家さんにも配慮していただけると、コメが流通するのかなって思います」

東京・足立区にある山菊米殻店。

高柳光希キャスター
「こちらのコメ店では、一度の購入あたり3キロまでの制限をもうけています」

“売りたいのに売れない”。約3か月前から、もどかしい日々が続いています。

――次の農水大臣になるのが小泉進次郎さんだという予定。どんな期待を?

山菊米穀店 店主 雨間瑞秀さん
「期待半分、不安半分というのが正直なところですね」
「どこまで一般庶民のところまで歩み寄れるか。そこがちょっと不安なところがあります。安定して皆さんのところに供給できるような状況が一番望ましい」