三重県の新名神高速で起きた逆走事故など外国人ドライバーによる交通事故が相次いでいます。多くの外国人が日本の運転免許をとるのに使っているのが「外免切替(がいめんきりかえ)」制度。一体どのような制度なのか、現場を取材しました。

あわや大惨事になるところでした。今月18日、三重県の新名神高速を「逆走」して逃げた疑いで逮捕されたペルー国籍の男は、外国で取得した運転免許証を日本の免許に切り替える「外免切替」をしていました。

この制度の利用者は9年間で約2倍に増加。外国人が簡単に日本の運転免許を取得できると問題視する声も上がっているようですが、その実態を三重県津市にある運転免許センターで取材しました。
「外免切替」に必要な最初の手続きは書類審査。在留カードがなくても、宿泊先の滞在証明があれば試験を受けられます。旅行者でも受験は可能だといいます。