21日、今年の全国新酒鑑評会の結果が発表され、福島県の金賞受賞数は16銘柄と、兵庫県と並び1位となり、3年ぶりの日本一に返り咲きました。そして、入賞の数自体は30と、兵庫県よりも多くなっていて、入賞数も新潟県と並び一番の多さとなっています。

では、3年ぶりに日本一に返り咲いた要因は何だったのでしょうか。福島の日本酒を全国区にした立役者は「作戦は成功した」と目を細めます。
長年にわたって、県内の蔵元に酒造りの技術を指導し、「日本酒の神様」とも呼ばれる鈴木賢二さん。鈴木さんは、日本一に返り咲いた要因として「水の調整」を挙げました。
県日本酒アドバイザー・鈴木賢二さん「おコメの性質がここ何年かで一番厳しい状況で、その中でどういいものを作っていくか考えて、上手く作戦は成功した」