測量や設計を行う会社などでつくる協会の設立50周年を記念した式典が開かれ、レスリング指導者の櫻井優史(さくらい・ゆうじ)さんが「人材育成」をテーマに講演しました。

高知市で行われた高知県測量設計業協会の設立50周年記念式典です。全国から関係者が集まり、協会のこれまでの歩みや、測量設計業界の今後について確認しました。

(高知県測量設計業協会 右城猛 会長)
「地震の頻発や災害の激甚化、社会インフラの老朽化が進行する中、測量設計業界の果たす役割は大きくなっている」

式典の後には、パリオリンピック™レスリングで金メダルを獲得した櫻井つぐみ選手と清岡幸大郎選手を指導した櫻井選手の父・優史(ゆうじ)さんが登壇。業界では若手の育成が課題となる中、櫻井さんが「人材育成」をテーマに講演しました。

(高知レスリングクラブ 櫻井優史 代表)
「得意なこと頑張っていることが評価され、良い結果として出るようになると苦手なことにも頑張って向き合うようになった子どもがいます。その子の良さを評価してあげることはスポーツでも教育でも大切」

協会は20日の講演を若手技術者の育成に生かしたいとしています。