絶滅の危機にひんしている世界最小のクマ、マレーグマについて理解を深めてもらおうと、沖縄こどもの国で生態などを紹介するイベントが開かれました。
今月16日の「世界マレーグマの日」に合わせて開かれたもので、18日、飼育員による特別ガイドツアーが行われました。
こどもの国では現在、オスとメスのマレーグマ合わせて2頭が公開されていて、参加した家族連れらはマレーグマが主に東南アジアの熱帯雨林に生息しクマ科の中で最も体が小さいことや舌が長いことから果物の実だけを食べることなど生態の特徴を学びました。
このほか餌あげ体験も行われ訪れた子どもたちがマレーグマの魅力を体感していました。
マレーグマは近年の森林開発や密猟などによって生息数が減少し国際自然保護連合=IUCNのレッドリストで絶滅危惧種にも指定されています。
