■セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京 男子3000m障害(18日、国立競技場)

男子3000m障害で、日本記録保持者の三浦龍司(23、SUBARU)が、8分18秒96で優勝した。

2年ぶりに臨むセイコーGGPで三浦は序盤、集団の中ほどにつけると、1000m手前で2番手に上がる。2000mを過ぎても三浦は2番手のままラスト1周に突入。三浦は加速しスパートをかけ先頭を行くミルケサ・フィカドゥ(20、エチオピア)を抜き去り、トップに立つとそのまま余裕をもって1着でフィニッシュした。

三浦は、2021年東京オリンピック™で7位、昨年のパリ五輪では8位と2大会連続で入賞。今年4月26日のダイヤモンドリーグ(DL)厦門大会で、8分10秒11で6位に入り、東京世界陸上の参加標準記録(8分15秒00)を突破し、3大会連続となる世界陸上代表に内定した。