愛媛県と東京藝術大学によるアートを通じて地域を活性化するプロジェクトの一環で、25年10月、県内で開催予定のアートイベントを前に、参加を検討するアーティストらが展示候補会場を見学しました。

このイベントは、県と東京藝術大学が去年から展開しているプロジェクト、「アートベンチャーエヒメ」の一環で行われるもので、25年10月、県内8つの会場で開かれます。

このうち7つの会場では「公募」によって国内外のアーティストの作品を展開する予定で、き17日は応募を考えているアーティスト対象の現地説明会が行われました。

そしてとべ動物園での説明会には県内外から17人のアーティストが参加し、会場となる旧インド象舎を見学したり、園長らから動物園の説明を受けたりしながら作品のイメージを膨らませていました。

(ロンドンから一時帰国中の参加者)
「愛媛というか、日本自体でオープンコール(公募)の機会があまり見かけなくて珍しいし、
地元出しと思ったので、見つけた瞬間に応募しました」

(神奈川県から参加したアーティスト)
「普段から使っているような場所とは違った会場の雰囲気があって、何ができるかはこれから考えようと思うが、新鮮な取り組みだと思います」

この会場説明会はあすも砥部町と今治市の3つの会場で行われます。