「青森みちのく銀行」と「オカムラ食品工業」が、事業者の海外への販路開拓を支援するために創設した「海外挑戦塾」。この事前説明会が行われ、塾長が参加者たちの挑戦意欲を高めました。

青森市の「青森みちのく銀行」と「オカムラ食品工業」は4月、事業者の海外への販路開拓を支援する「海外挑戦塾」を創設していて、16日、事前説明会を開きました。

説明会の冒頭で「オカムラ食品工業」の社長を務める岡村恒一 塾長は、海外への販路開拓を目指して県内各地から参加した23社を鼓舞しました。

海外挑戦塾 岡村恒一 塾長
「やれるんだと心の壁を取り払う。そして新たなチャレンジが楽しめる企業文化となっていくっていうのが最終ゴールではないのかなと」

このあと、塾で受ける指導の概要などが説明され、参加した人たちは熱心にメモをとるなどしていました。

参加者
「販売のノウハウと金融の面でも相談できるところがすごく魅力を感じました。『できるんだ・やるんだ』っていうところからが第一歩なのかな」

青森みちのく銀行 石川啓太郎 取締役頭取
「海外の市場に積極的に打って出るというのが、売り上げをしっかりあげて稼いでいくという意味では、有望なマーケットであり戦略だと思っている」

塾は応募があった企業を対象に7月下旬に開講し、10月にシンガポールで行われる展示商談会への出展を予定しています。