ヘルメットひとつで守れたかもしれない命
「もう誰にも自分のような後悔をしてほしくない」
事故後、渡邉さんは愛媛県内の学校でヘルメットの大切さを訴える講演活動を続けてきました。そこで渡邉さんが問いかけるのは、「ヘルメットの価格が6000円というのは高いのか」ということです。
渡邉明弘さん「6000円ぐらいのことをケチって自分の命がもし無くなったとしたら、じゃああなたの命は6000円より安かったんですかと、そういう想像をしてヘルメットをかぶるモチベーションにしてもらいたい」
事故の翌年、愛媛県の県立高校では通学時のヘルメット着用が義務化となりました。いまでも多くの生徒がヘルメットを被っています。

渡邉明弘さん「福島県の方でもヘルメットを着用していたらもしかしたら守れた命がたくさんあると思う。事故にあったたけど(ヘルメットの着用で)大事に至らなかった。良かったという風な形になるように今皆さんに考えてもらいたい」
ヘルメット1つで守れたかもしれない命。大きな事故が起きてから「ヘルメットを被ればよかった」と思っても手遅れです。自分の命、そして家族の命を守るために、もう一度ヘルメットの着用を考えてみてください。