係争地のカシミール地方をめぐり、停戦に合意したインドとパキスタンが戦闘停止の期限を18日までとしたうえで、両国の軍幹部が再度、緊張緩和に向けた協議を行うとインドメディアが報じました。

インドとパキスタンは、カシミール地方で起きたテロをきっかけに軍事衝突へと発展しましたが、今月10日に停戦で合意しています。

インドメディアによりますと、両国は戦闘停止の期限を18日までとしたうえで、緊張の緩和に向けた両国の軍事作戦局長による協議を再び行うということです。

これに先立ち、インド軍は15日、「警戒レベルを引き下げるために信頼醸成措置を継続する」と発表していて、カシミール地方の情勢安定化につながるかが焦点です。