日本維新の会から離党勧告を受けていた吉田豊史衆議院議員は党の勧告に従わず除名となり31日、今後は無所属として議員を続けていくと表明しました。
31日、富山市で会見を開いた吉田豊史氏は…。
吉田豊史 衆議院議員:
「自身信ずるところにより、また私の後援会役員会全員の賛同を得て、党から除名となりました。今回の件につきまして、ここにあらためて私自身の潔白を宣言いたします」「私にいただいた4万5411名のご期待に応えるべく『いいね』の政治を目指して引き続き衆議院議員として一層の努力精進を重ねて参ります」
吉田氏は日本維新の会を除名処分となり、今後、無所属で活動することを宣言しました。
吉田氏をめぐっては、ことし7月の参院選に際して、維新の比例代表候補だった上野蛍氏に対して1000万円を要求する発言をしたとして、9月29日、日本維新の会は、「政治倫理上問題がある」として吉田氏に離党勧告を下しました。
これに対して、吉田氏は・・・。
吉田豊史 衆議院議員(9月29日):
「(選挙)資金が本当に用意できているならしっかりと見せてくれと言うことを言ったわけですね。お金を私が自分のものに着服するという思いで発言したかというとそれはゼロ%。100%その思いはない」
吉田氏は党に対して不服申し立てを行いましたが、党は、先週26日、処分は「極めて妥当」としてあらためて離党を勧告しました。4日以内に離党しなければ最も重い「除名処分」となるため吉田氏の決断が注目されていました。
吉田氏は、去年10月の衆院選で、日本維新の会公認候補として富山第1選挙区から立候補。4万5411票を獲得しましたが、自民候補に破れて、比例代表で復活当選しました。
吉田氏は31日、会見を2分足らずで終了し、質問を受け付けないまま会見場を後にしました。離党勧告を受け入れず除名を選んだ理由について問われると・・・。
吉田豊史 衆議院議員:
「勧告の中身について私は納得がいかない。だから離党はしないし、党が除名されたことは残念」
比例復活当選で得た議席のため、議員辞職すべきという声があることについては。
吉田豊史 衆議院議員:
「潔白だということが前提ですので、そこに私が議席をお返しする理由も必然も何もない。これから活動を続けることによってみなさまへのご期待に応えていくと」
維新の県総支部代表として富山市を中心に党勢拡大を図ってきた吉田氏。吉田氏の除名によって県内での維新の勢力にも陰りが見え始めました。
県総支部の立て直しは今後、参議院議員の柴田巧代表代行を中心に進められる見通しです。
一方で、県知事選の際に吉田議員から応援を受けていた新田知事は吉田議員の離党は残念だと述べた上で。
新田知事:
「長年の吉田豊史さんとの付き合いから、とても真っ直ぐな人だということは理解しています。ですから、金銭を要求するとか、そんなことは私はする人ではないと信じています」
新田知事:
「聞くところによりますと、私は言ったことがありませんが、選挙立候補するときにこれぐらいのお金を用意できるのかということはよくある話だと多くの人が言っています。実際に出せというのは別にして、ある程度お金もかかりますよということを聞いて、立候補の決意のほどを確かめることは結構よくある話だと聞きました。吉田さんもそのような意味合いだったのではないかと私は理解しています」
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