「警察官が通信アプリで取り調べ」は絶対ない…

そして4月18日を最後にカネモトと連絡が取れなくなりました。70代女性が家族に相談したところで、詐欺の可能性を指摘され、被害に気づきました。

警察は、特殊詐欺の被害を防ぐため、下記の点に注意するよう呼びかけています。

1. 警察官を名乗る者から「捜査対象となっている」などと電話で言われた場合:

- 相手の名前、所属部署、内線番号を確認する

- 電話を一旦切る

- 家族や知人、警察に相談する

2. 警察官が通信アプリで取調べをしたり、振り込みを依頼したりすることは絶対にない。

3. 「+」から始まる国際電話番号を悪用した特殊詐欺が急増。このような表示の電話には出ない、かけ直さないようにする。

4. 固定電話については、国際電話の発着信を休止できる「国際電話不取扱受付センター」の利用を検討する。

5. 不審な電話があった場合は、一人で悩まず、家族や警察(110番、警察相談専用電話#9110、または富山県警察ホームページの「特殊詐欺等相談フォーム」)へ相談する。

特殊詐欺被害を防ぐためには、警戒心を持ち、不審な電話や連絡には慎重に対応することが重要です。また家族や周囲の人々とコミュニケーションを取り、孤立しない、させないことが大切です。

今回の事件…登場人物

- 総務省をかたる人物
- 警察官の「カネモト」を名乗る男性