呉羽梨の産地で15日、中学生がナシの摘果作業を体験し、地元の特産へ理解を深めました。

富山市吉作の土池伸弥さんの果樹園で15日、呉羽中学校の1年生およそ170人が参加して、ナシの摘果体験が行われました。

これは、地元の特産品への関心を高めてもらおうと、市の担い手育成総合支援協議会が毎年実施しているものです。

摘果とは、大きく甘いナシを育てるために形の良い実を選んで間引く作業です。生徒たちは、残す実を慎重に選びながら傷ついた実などを取り除いていました。

生徒
「大きい小さいとか見分けるのがすごい大変で、迷ったりしたけどすごい楽しかったです」

生徒
「農家さんが私たちのことを考えてナシをひとつづつ作ってくれているのが感謝でしかなかったです」

生徒たちは8月下旬に収穫作業を体験する予定です。