暑くなってくると使う機会が増えるエアコン。いざ電源をいれても故障して使えないなんてことも…。快適に使うために必要なのが「エアコンの試運転」の方法を家電のプロに聞きました。

14日午後3時現在、富山で26.8℃、秋ヶ島で28.1℃など富山県内10地点のうち9地点で25℃を超える夏日となりました。
暑くなると使用頻度が上がるエアコンですが、「電源が入らない」「冷えない」などのトラブルが起きるまえにしておきたいのが“試運転”です。
ジョーシン富山本店 藤岡剛哉さん
「試運転は基本、温度設定を17~18℃くらいにする。10~15分間、動かして動作をみてもらう。異音がするとか、水漏れがするとか、ということがあれば、そのときは修理とか、エアコンを買い換えてくださいという話になる。正常に動いていればさらに20分くらい動かして、様子をみてもらう」
試運転を行うのに最適な時期はちょうど今だと言います。
ジョーシン富山本店 藤岡剛哉さん
「夏日の日が増えてくる時期を迎えるので、冷房運転を行う時期にもなる。今の時期だと気温が安定しているので、今の時期から試運転をしてもらえれば」

大手エアコンメーカー、ダイキンによりますと、エアコンの取り付けや修理に関する問い合わせは7月・8月が最も多くなり、今の時期と比べると3倍以上です。
夏場にいきなりエアコンをつけて故障していても、ジョーシン富山本店では取り付け工事には最大で2週間ほどかかることもあり、同店はエアコンの試運転による動作確認をすすめています。