■プロ野球・日本シリーズ第7戦 ヤクルト4-5オリックス(30日・神宮)

オリックスが4勝2敗1分で26年ぶり5度目の日本一を達成、昨年は2勝4敗でヤクルトに日本一を阻まれていた。。1996年に巨人を4勝1敗で下した仰木監督、イチロー在籍時以来の日本一。3戦未勝利からの4連勝は史上5度目となった。MVPは4戦と6戦で決勝打を放った杉本祐太郎(31)が選出された。

ヤクルトの先発・サイスニードに2戦連続で1番に入った太田椋(21)が初球145キロ・ストレートをバックスリーンに叩き込み先制する。日本シリーズの先頭打者本塁打は史上13人目の14本目で初球は史上初。球団では76、78年の阪急・福本豊以来2人目となった。

先発・宮城大弥(21)はプロ3年目で初の中4日で登板、第3戦では敗戦投手だった。1回は三者凡退で無難な立ち上がり。2回2死から中村とサンタナに連打されるも長岡を遊ゴロに打ち取った。3回と4回は打者3人づつで退け4回までわずか53球で抑える。

直後の5回、打線は先頭・伏見寅威(32)が右安打、宮城のサードへのバントが内野安打、太田のピッチャー前へのバントも内野安打をとなり無死満塁の追加点の好機に宗佑麿(26)の放ったファーストへの強烈な打球はオスナに好捕され併殺打で2死一・三塁となった。

好機が潰えたかと思われたが中川圭太(26)はフルカウントから四球を選び2死満塁、吉田正(29)は初球に死球を受け押し出しで1点、さらに杉本裕太郎(31)が放ったセンターへの打球は塩見が後逸失策、走者3人が生還し5ー0とリードを大きく広げた。

援護をもらった宮城はその裏に1死一・三塁のピンチを招くも代打・川端を見逃し三振、塩見を遊ゴロに仕留め5回を73球、被安打3、四球1、無失点で救援陣にマウンドを譲る。宮城は日本シリーズ初白星。

強力リリーフ陣は6回、まずは宇田川優希(23)が代打・丸山和を空振り三振、山田に四球も村上を見逃し三振、オスナを力のない左飛に打ち取る。

7回も宇田川が続投、1死からサンタナにセンターへの安打で二塁まで進められるが長岡、代打・青木に快音を響かせず2イニングを無失点に抑えた。

8回は山﨑颯一郎(24)が塩見と丸山和に連打され無死一・二塁、山田を空振り三振も村上に右前適時打を浴びる。さらに1死一・三塁でオスナに2号3ランをレフトスタンドへ放り込まれ5ー4で降板。

急遽マウンドに上がったベテラン39歳・比嘉幹貴が中村を空振り三振、サンタナを粘られるも9球目で投ゴロに打ち取った。9回、先頭・伏見が二塁打で出塁し代走・小田裕也(32)、代打・福田周平(30)が犠打を決め1死三塁で太田の強烈な一ゴロにオスナがファンブルも本塁を狙った福田は本塁で憤死し追加点を奪えなかった。

1点リードの9回、4連投のワゲスパック(28)が三者凡退に抑えて試合を終わらせた。

【日本シリーズ結果】
第1戦 ●オリックス3ー5ヤクルト○
第2戦 △オリックス3-3ヤクルト△ ※延長12回引き分け
第3戦 ●オリックス1-7ヤクルト○
第4戦 ○オリックス1-0ヤクルト●
第5戦 ○オリックス6x-4ヤクルト● ※9回サヨナラ
第6戦 ○オリックス3ー0ヤクルト●
第7戦 ○オリックス5ー4ヤクルト●

3戦未勝利から4連勝(太字が優勝チーム)
58年 西鉄●●●○○○○巨人
62年 東映●●△○○○○阪神
86年 西武△●●●○○○○広島 ※第8戦
89年 巨人●●●○○○○近鉄