それが何かというとこちらなんです。
甲府の花粉の飛散はスギは実は先月終わっているんですけども、ヒノキは5月7日。きのう飛散の終了が発表されました。
「皆さん、おめでとうございます」と私が言いたいんですが、実はまだまだ難敵が控えているんです。
5月がピークを迎える花粉とは
それが何かっていうと、イネ科の花粉。
実は、山梨県ではイネ科の花粉って5月がピークを迎えるんですよ。
どういうところでこのイネ科の植物が生えているかというと、空き地、河川敷、
植物が生えている場所、こういうあたりがイネ科の花粉が飛びやすい場所となる。
症状としてはなかざわ耳鼻咽喉科のクリニックの中澤院長によりますとスギ花粉と同様の症状で、くしゃみや鼻づまりなどが挙げられます。
このイネ科の花粉っていうのは飛散の距離が実はスギとヒノキと違いまして、水ヒノキに関しては数百kmなんですが、このイネ科に関しては数十m~数百mなんです。
これなぜかっていうと、イネ科の花粉っていうのはスギとヒノキと比べると比較的大きいと重い。
そしてスギやヒノキは高いところに生えていますけども、このイネ科の植物っていうのは基本的に低いので、そこまで風によって飛ばされないんですよね。
ですから、距離自体は短いんですが逆に対策としては、距離が短い分、近づかないこと。
あと草刈りをすることと言ったようなことが重要ですので、イネ科の花粉をお持ちの方は要注意となります。