小学生に、林業について理解を深めてほしいという体験学習が行われました。子どもたちは普段目にすることのない「特殊な重機」の実演に目を奪われていました。

ヒノキが音を立てて倒れると子どもたちから歓声が上がります。大原小学校の児童28人が、学校の近くの人工林で間伐作業を見学しました。

社会科で取り上げる「林業と暮らしの結びつき」について理解を深めてもらおうという体験学習で、間伐した木を掴み、軽々と動かすことのできる重機や設定した長さに木材をカットする重機などの迫力に子どもたちは目を奪われていました。

こちらは土壌の保水力を調べる実験です。

森林の土は、砂や石を多く含む痩せた土と比べて水分を多く含むため、洪水や土砂災害を防ぐ役割を果たしていることを学びました。

(参加した児童)
「岡山の山がキレイになるように、がんばってくれているのがすごいと思った」
「僕もこんな仕事をやりたいなと思った」

子どもたちはきょう(13日)学んだことを資料にまとめ、指導をしてくれた林業関係者にプレゼントするということです。