子どもたちにバスを身近に感じてもらうのが狙いです。岡山市内の小学校でバスの乗り方などを学ぶ教室が開かれました。

「ここにある!ここ」「押したい」

本物のバスに乗り込み大喜びの子どもたち。岡山市などが2013年から小学校で開いている「バス教室」です。きょう(13日)は岡山大学附属小学校の1年生およそ80人が参加しました。

教室では、バスの乗り方や乗車時のマナーを教わったほか、車いすでの乗車体験も行われました。

(市の職員)
「ここで喋ると運転手さんとお話することができます」

こちらのインターホン、バスの行き先を聞いたり、車いすで乗車したりする時に使うものですが、きょうはこんな質問も…



「Q運転手さん何が好きですか」
(運転手)
「運転手さんはメロンが好きです」

岡山県内のバスの利用者はコロナ禍で大きく減少。その後も以前の水準には戻っていない状況だということで、バスに親しんでもらい、利用者を増やすのが狙いです。

(参加した小学生)
「ハンドルが大きかった」
「バスっておもしろいところがたくさんあるからもっと乗ってみたい」
「バスのことがいろいろわかって楽しかったです」
「バスに乗って行きたいところは沖縄」

(岡山市交通政策課 渡部邦昭さん)
「自家用車が皆さん、主だと思うんですけど公共交通機関をいろいろ使っていただくようになっていただければいいな」

バス教室は今後、岡山市内の小学校6校で開催される予定です。