在日アメリカ大使館で拉致問題を担当する一等書記官が12日、新潟市で横田めぐみさんが拉致された現場を視察し「拉致問題の早期解決に向けて取り組みたい」と述べました。
横田めぐみさんの母校、新潟市 中央区の寄居中学校前から視察を始めたのはアメリカ大使館のジェローム・ライアン一等書記官です。

県警本部の担当者らから説明を受けながら、めぐみさんが拉致された通学路などを視察しました。

アメリカ大使館の関係者がこの拉致現場を視察するのは2年ぶり。視察は拉致問題を担当するライアン一等書記官の希望により行われたということです。

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ライアン一等書記官は「日本政府に寄り添って早期解決実現に向けて取り組みたい」と述べました。
