石垣市の尖閣諸島の北のEEZ(排他的経済水域)内で11日、中国船が調査を行っているとみられるのを海上保安庁の巡視船が確認しました。
第11管区海上保安本部によりますと、11日午前6時半ごろ、尖閣諸島大正島の北北東約236キロメートルの日本の排他的経済水域内で、中国の海洋調査船「海科001」が航行しているのが確認されました。
調査船は船体の右の側面からパイプのようなものを海中へ伸ばして調査をしていたとみられ、巡視船が作業の中止を無線で求めましたが、応答はなかったということです。
調査船は約7時間後の午後1時半ごろ、日本のEEZを出て中国方面へ航行するのが確認されました。
