◇5月11日(日)オリックス・バファローズvs福岡ソフトバンクホークス/京セラドーム大阪

前日の試合で昨季から続いたオリックス戦の連勝が12で止まったソフトバンク。
0対0の2回表、8番・嶺井が左中間へ2号2ランを放ち、先制する。

4回表のチャンスでは、嶺井がプロ初となる2打席連続ホームランを放ち、リードを広げる。

さらに8回表の第4打席、センターフェンス直撃のタイムリー2ベース。昨季シーズンを通して3打点だった嶺井が、チームの全打点(7打点)を一人で稼ぐ活躍を見せる。(嶺井:4打数/3安打/2本塁打/7打点)

一方、守備では、先発の上沢を巧みにリード。5月1日以来2度目となる上沢とのバッテリーで、12球団トップのチーム打率を誇るオリックス打線を翻弄し、8回を1失点に抑えた。

●嶺井博希ヒーローインタより抜粋
(ナイスバッティングでした)
嶺井「ありがとうございます!(ファンから歓声あがる)」

(自身初の2打席連発、一人で7打点)
「上沢がテンポよく投げてくれたので、その流れに乗って、いいところに飛んだかなと思います」

(自身初の2打席連発については)
「いい感じでとらえていたので、入ってくれてよかったです」

(上沢投手のピッチングについて)
「前回も(バッテリーを)組んで、前回は自分のミスで上沢に勝ちをつけることが出来なかったので、今日はなんとか粘って上沢に勝ちをつけられるように、と思って臨んでいました」

(5月11日は母の日、お母さんに感謝していることは)
「技術はないんですが、丈夫な体に産んでくれて、ほぼケガ無く野球生活を送れているので、そういうところを感謝したいですね(大きな拍手)」

(今季にかける思い)
「ピッチャーと一緒に試合を作ることが一番の役割だと思っているので、次も試合に出てピッチャーと一緒にチームに勝ちをつけられるよう役割を全うしていきたいと思います」

ヒーローインタビューの後、スタンド席のファンから大きな「嶺井コール」が沸き起こる中、帽子を脱いで深々と頭を下げた嶺井。豪快なプレーとは対照的に最後まで謙虚な姿だった。

(試合結果 オリックス1-7ソフトバンク)