ジャパンビーチバレーボールツアー2025第2戦グランドスラムグランフロント大阪大会の準決勝が11日に行われ、昨シーズンからインドアとビーチの”二刀流”に挑戦している水町泰杜(23)が出場した。水町はニュージーランド出身のトーマス・ハートレス(31)とペアを組んだ。
準決勝の相手はともに2025年ビーチバレーボール男子日本代表の髙橋巧(33、ANAあきんど株式会社)・池田隼平(32、株式会社カブト)ペア。
試合は日本代表の髙橋・池田ペアがフェイクセットなど巧みなプレーを見せリードする展開に。1セットを奪われた水町・ハートレスペアは2セット目も7点差まで広げられピンチも、水町のサーブで連続ポイントと2点差まで追い上げる。
最後はデュースに持ち込み粘るも、あと一歩及ばず。セットカウント2-0(21-17、23-21)で準決勝敗退、3位が決まった。
悔しい結果も水町は「練習する時間がなかったんでそれにしてはよくやれたんじゃないかな。1試合でも多くできてよかった」と笑顔を見せた。
SVリーグで新人賞獲得とインドアで活躍した水町のビーチバレーシーズンが今大会からスタート。今シーズンについては「個人としてはもう少しビーチバレーの深い所に踏み込んで技術を身に着けていくっていうのと、僕がきっかけだとしても何試合も観てもらえるような(ビーチバレーの)魅力を伝えていきたい」と話した。