10日、富山県の中央農業高校の生徒が富山市内のスーパーで酒粕を餌に自分たちで育てた自慢の県産和牛を販売しました。

富山市内のスーパーでは、中央農業高校の生徒4人が店頭に立ち「とやま和牛酒粕育ち」を販売しました。

中央農業では牛の繁殖から飼育までを実習の一環として行っていて、餌に「酒かす」を混ぜて育てたこの牛肉は柔らかく脂の旨味が強いのが特徴です。

店頭販売はJA全農とやまがそのおいしさを広めようと協力しているもので、多くの買い物客の注目を集めていました。

中央農業高校の生徒:「愛情込めて育てた牛肉をたくさん買ってもらえてすごくうれしい。牛に感謝しながら、美味しいなって感じながら食べてもらいたい」

「とやま和牛酒粕育ち」の販売は11日も行われ、なくなり次第終了となります。