東大病院に検査入院されていた上皇さまについて宮内庁は、精密検査の結果、「無症候性心筋虚血」との診断を受けたと明らかにしました。
宮内庁によりますと、上皇さまは東大病院で心電図、レントゲン検査、心エコー、冠動脈CT検査を受け、その結果、「無症候性心筋虚血」と診断されたということです。
「無症候性心筋虚血」は、症状がないものの一定以上の運動負荷がかかると心臓の筋肉である「心筋」に血液が十分に供給されない状態になることをいいます。
検査では、高齢により冠動脈の動脈硬化も進んでいることが判明し、今後は新たに薬の種類を増やして投薬治療を続けながら、筋力維持のために行われている階段の上り下りや日常の散策などが過度にならないよう運動負荷を調節しながら、経過を慎重に観察していくということです。
上皇さまは心臓の筋肉である「心筋」に血液が十分に供給されない「心筋虚血」の疑いで今月6日から入院して精密検査を受けられていましたが、きょう午前退院し、4日ぶりにお住まいの仙洞御所に戻られました。
上皇さまは2012年に心臓冠動脈のバイパス手術を受けられていて、2022年には心臓のポンプ機能が低下する「右心不全」と診断され、薬の服用と水分の摂取制限を続けられています。
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