自民党富山市連は9日の常任総務会で、「空席」となっている、衆議院富山1区の選挙区支部長について話し合いました。出席者からは無断・架空党員登録問題の田畑裕明議員への批判が相次いだということです。

自民党富山市連は9日常任総務会を開き、4月の富山市議選を総括しました。

市議選では自民が公認した現職23人のうち、22人が前回から票を減らし4人が落選。

中川支部長は「国政の流れ政治とカネの問題をひきずり他党の風が強かった」と話しました。

また、田畑議員の無断・架空党員登録問題で空席となっている衆議院富山1区の支部長の選任については具体的なスケジュールは示されませんでしたが、「田畑議員を選任できない」など田畑氏を批判する声が上がったということです。

自民党富山市連 中川忠昭支部長
「意見は細かくは言いませんけど厳しい意見がたくさんあったと。これから執行部できょう聞いた意見を踏まえて対応していきたい」
そのうえで参院選に向けた対応や態勢については。

自民党市連 中川忠昭支部長
「今までにない戦い方を考えていかなければ、とてもじゃないけどこの戦いを勝ち抜くことができないことは皆さんの共通認識。それに向かってどういう枠組みでやっていくか、選対メンバーの中でいろいろ考えていく」
