インバウンドが増えたこともあって福岡空港の昨年度の旅客数が過去最高となりました。

この好調さを背景に、空港の運営会社の決算は営業収益、営業利益ともに過去最高となりました。

福岡空港を運営する福岡国際空港は2024年度の旅客数を発表しました。

国内線が1861万人、国際線が850万人のあわせて2712万人で、福岡空港の開港以来最高となりました。

国内線、国際線ともに運航路線が増えたことや直営の免税店の売り上げが伸びたことなどから福岡国際空港の2024年度の決算も、営業収益が588億円、営業利益が74億円の増収増益で、過去最高となりました。

福岡国際空港 田川真司 社長
「好調なインバウンドを背景にして伸びておりました国際線一本足だったところから国内線まで非常に良くなってきた」

国際線ターミナルの増改築工事に伴う撤去費などを特別損失として計上したため、最終損益は10億円の赤字でした。