日本陸上競技連盟は8日、東京2025世界陸上マラソン代表の第2次代表選手を発表し、男子マラソンの残り1枠に小山直城(28、Honda)を選出した。

小山は、JMCシリーズⅣのポイントランキングで1位。内定条件である参加資格有効期間内での参加標準記録(2時間06分30秒)クリアはならなかったが、基準ワールドランキングにおいて資格を得たため、日本陸連に承認され出場権を獲得した。

男女ともに最大3枠のマラソン日本代表は、既に3月に男子は吉田祐也(28、GMOインターネットグループ)、近藤亮太(25、三菱重工)、女子は安藤友香(31、しまむら)、小林香菜(24、大塚製薬)、佐藤早也伽(30、積水化学)の5人が発表されていた。

男子マラソンは大会3日目の9月15日(月・祝)に行われ、2005年世界陸上ヘルシンキ大会の尾方剛の銅メダル以来、10大会ぶりのメダル獲得を目指す。

◆小山直城
1996年5月12日生まれ、28歳。埼玉県出身 松山高~東京農業大 24年大阪マラソンで自己ベスト2時間06分33秒を記録。パリ五輪23位。世界陸上は初出場。