8日朝、長崎市の中心地商店街浜市アーケードで防火訓練が行われました。

訓練は長崎市の浜市アーケードにある「ハマクロス411」の2階の店舗から出火したとの想定で行われ、従業員が初期消火や避難、誘導の手順を確認しました。

アーケードでは1968年の5月10日、1日に2件の火災が発生。
あわせて14棟が全半焼し、31人がケガをしました。
この火災を教訓として「浜市商店連合会」では毎年この時期に訓練を行っています。

火災発生時には煙をアーケードにためないよう天井を一斉に開放します。

浜市商店連合会三山格会長「(自分たちにできるのは)情報の伝達、従業員やお客様の安全確保。火災はどうしても発生することもあると思うが、その時に自分たちで何ができるか見直すいい機会だと思っています。」

参加者らはアーケード全体の協力体制を確認し、防災への意識を高めていました。