【取材後記】TUF報道部 伊藤大貴
私たちが生活を送るうえで出会いと別れのシーズンといえば、3月と4月。プロ野球の世界では10月なのかもしれません。ドラフトで指名されて喜びに満ちた選手と、思うような結果を残せず静かに球界を去る選手。ソフトバンクから育成6位指名を受けた学法福島の佐々木明都投手は、大きな夢への一歩を踏み出します。
記者会見が終わり、カメラが回っていない時に、担当の作山スカウトと話をする機会がありました。佐々木投手に関して「直すべき欠点が何もない。投手としてのセンスがあるし、リリースの感覚もいい。伸びしろしかない。」と将来性を評価します。さらに・・・
作山スカウト「高卒の選手が2年~3年くらいで活躍するとは思っていないです。支配下で入団しても最初は厳しい。(盛岡大附属からソフトバンクに入団した)松本選手だって7~8年くらいでようやく活躍した。だから無理をさせるつもりもないです」
一方で、課題として挙げたのは体作り。驚くべきことがわかりました。
作山スカウト「彼はいまだに身長が伸びています。今年の夏以降にまた伸びているのかな。身長が伸びている以上、(成長の妨げになるので)トレーニングで負荷はかけられない。」
すでに183センチある佐々木投手ですが、実はいまだに成長段階。入団前のメディカルチェックで、これからまだ成長するのか、身長が伸び終わるのかを判断したいと話します。
作山スカウト「プロのトレーニング、プロの食事をして鍛えれば体は大きくなるし、球速も150キロを超えてくるでしょう。ゆくゆくは(チームのエース)千賀投手のようになれると思っています。」
緊張でひきつった顔に対して、「これからは笑顔を作る練習もしようね」と記者に声をかけられる佐々木投手。真新しい帽子をかぶり、報道陣の要望に応えてポーズをとる佐々木投手を一歩離れたところから見つめる作山スカウトには、1軍の舞台で活躍する未来の姿が見えていたのかもしれません。
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