母の日のプレゼントに用いられる富山県産のシャクヤクが出荷最盛期を迎えました。

7日、富山市のJAあおばの集荷施設でシャクヤクの出荷を前に花の咲き具合の検査が行われました。検査では、検査員が蕾を触って硬さを確かめ開花時期を見定めていました。

JAあおばによりますと、今年は例年より雪解けが遅く、気温が上がらなかったため開花が一週間ほど遅れました。

しかし、出荷量は14万本と昨年並が期待されるということです。

このシャクヤクは、今月11日の母の日のプレゼント用にJAあおばの直売所で販売されるほか北海道や関西など県外にも出荷されます。

JAあおば花き出荷組合組合長 出町治雄さん:「ちょっと遅れて心配だったんですけど週末の母の日に間に合わせることができてほっとしています」

このシャクヤクは今月13日まで販売される予定です。