参議院議員や県議を務めた田浦直さんが6日、長崎市で亡くなりました。88歳でした。
長崎県佐世保市出身の田浦さんは、医師として長崎原爆病院などで勤務したのち県議を5期務めました。
1995年の参院選で初当選し、2期目には厚生労働政務官として被爆地域の拡大にも取り組みました。
2007年には旭日重光章を受賞。文化人としての一面も見せ、県内への文学や囲碁の普及に貢献しました。
親族によりますと、田浦さんは6日未明、大腸がんのため長崎市内の病院で亡くなったということです。88歳でした。
通夜は7日午後7時から、葬儀・告別式は8日午前11時から長崎市大橋町の斎場で執り行われます。