大型連休の最終日となった6日、島根県松江市では、あの文豪のゆかりのイベントが開かれました。
松江市内のショッピングセンターで開催されたのはその名も「へるんアートパーク」。
「へるんさん」として知られる文豪・小泉八雲の作品に登場する妖怪が描かれたすごろくなどを楽しめる体験型のアートイベントです。
「雪女と目が合いこおりつく」
「のっぺらぼうに出会いあわてて逃げる」
子ども向けにしてはインパクトのあるフレーズの数々。
去年2月、市内の寺で同様のイベントを開催したアートチームが作品を手がけました。
路上詩人・書家でイベントの代表 石田皓太さん
「今年ドラマも始まってより注目度も高まる中、地元の方でも、特に子どもとか(小泉八雲に)触れる機会がなかったりとか、知らなかったりする場面があったので」
この秋には八雲の妻・セツをモデルにしたドラマも放送されますが、全国から観光客が訪れるこの連休にイベントを開催することで、八雲をもっと多くの人に知ってもらうのが狙いです。
来場者
「すごろくしたのが楽しかった」
「ゴールデンウイークが楽しかった」
「(小泉八雲のことを)子どもたちもまだわからないと思うので、どんどん知っていけたらと思います」
路上詩人・書家でイベントの代表 石田皓太さん
「松江には怪談というものがあるんだよっていうのを、1つの話題として、楽しかった思い出を力にして連休明けからも元気に過ごしてもらいたい」