JR山陰線で6日、島根県浜田市の駅で運転士1人だけで運行する「ワンマン列車」で、外国人乗客への対応が原因で最大40分の遅れが出ました。

JR西日本によりますと、6日午前8時40分ごろ、浜田市の三保三隅駅で降車しようとした外国人の乗客と乗務員との間で、運賃に関するやりとりが発生しました。

三保三隅駅は無人駅のため、「ワンマン列車」では、車内で運賃を支払ってから降りる必要があることから、列車はそのまま駅に停車して約40分の遅延が発生しました。

列車は2両編成の下り列車で、乗客およそ20人が乗っていたということです。

通報を受け警察がかけつけましたが、言葉が通じにくく、コミュニケーションがとれなかったことが原因で、事件性はありませんでした。

JR西日本によると、影響が出たのはこの列車のみだったということです。