アメリカのトランプ大統領が中国に対する関税を交渉のために引き下げる考えはないと発言したことについて、中国政府は、交渉するためにはまずは関税を撤廃すべきだと改めて主張しました。
トランプ大統領は4日に放送されたNBCテレビのインタビューで、中国との交渉を始めるために対中関税の引き下げを検討するか問われ、「考えていない」と答えました。
これについて、中国外務省の林剣報道官は6日の記者会見で「関税戦争はアメリカ側が引き起こしたものだ」と指摘。「戦うならとことん付き合う。交渉するなら扉は開かれている」としたうえで、次のように述べました。
中国外務省 林剣報道官
「アメリカが対話や交渉を通じて問題を解決したいのであれば脅迫や圧力をやめるべきだ」
中国政府としては、対話を始めるにはまずは関税の撤廃が先だという考えを改めて示した形です。
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