1gの価格が史上初めて1万7000円を突破し金が歴史的な高値となっています。
少しの量でも相当な金額になる可能性があり、家の中に「おたから」が眠っているかもしれません。

金の価格上昇が止まりません!

田中貴金属が発表する金1gの小売価格は、4月に史上初めて1万7000円台に乗せ、金の価格は1年前の1.4倍に上昇しています。

おたからや響きが丘店 井戸順子店長:
「まさかと思って相場を見たときは2度見しました。会社中で大騒ぎです」

甲斐市にある貴金属買い取り専門店、おたからや響ヶ丘店の店長も金の値段に驚きを隠せません。

井戸店長:
「世界的に戦争がおさまらなかったりとか不安定な時期。そうすると安定している資産として金を保有する人がとても多くなっている」

アメリカ・トランプ政権の関税政策で、経済政策への警戒感が増し、株や債権などから安全資産とされる金に資金を移そうとする動きが広がっています。

こちらの来店者は3年前の開業時の2.5倍に増え、ほとんどが金を売りに来ているということです。

今やまさにお宝の金は意外なところに隠れている可能性があります。

井戸店長:
「ペンの先が金だったり、万年筆の先が金だったりあとはおじいちゃんおばあちゃんの入れ歯の中に金歯が入っていたりとか。ほんの少し金があるだけで数千円から数万円の値段がつくことがあるので捨てないで持ってきてほしい」

最近買い取った時計はフレーム部分に金が使用され、20万円以上の値がつく可能性があります。

金の価格はどこまで上がり、売り時はいつなのでしょうか?

井戸店長:
「金はどうしても(価格が)どうなるのか先行きが不透明。売るならば今だと思う。今です」

家の中のおたからを探してみてはいかがでしょう?